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カット割りを決めるコツ【カメラワークの基本】

・今回は、

「カット割りを決めるときにはどういった考えをもとに決めればいいのだろう」

といった疑問に答えていきます。


本記事の内容

  • カット割りを決めるコツ
  • 「カット割り=切り取り方」と捉える
  • 意味を考える

 この記事を書いている僕自身、映画制作を始めて5年目になります。映画を作ろうとしたときに最初にぶつかるのがどうやってカット割りを決めればいいのだろうという壁だと思います。僕自身がどのようにカット割りを決めているのかをもとにまとめてみました。

✔︎カット割りを決めるコツ

 早速ですが、カット割りを決めるコツは2つあります。

  • 「カット割り=切り取り方」と捉える
  • 意味を考える

 この記事ではカメラアングルや撮り方などには一切触れていません。多くのアングルや撮り方がある中、どのようにピックアップして映像とするのか。その工程をわかりやすく解説します。

✔︎「カット割り=切り取り方」と捉える

 上にもありますが、カット割りというのはその場面をどのように切り取るのかということです。わかりやすく言うと、1つの切れ目のないストーリーにカメラというナイフで切り込みを与えてあげるという事です。

 カット割りを決めるときに、そのカットではどのようにキャラクターが動くのか、そのカットでは何が起こるのかといったように、カットとカットをバラバラに考えてしまうということが多々あります。しかし、それらはつながりの悪い映像や、ぎこちない映像となってしまいます。

 先ほども言いましたが、元は1つの切れ目のないストーリーです。カット割りは切り込みを入れるだけにすぎません。カットされた映像を繋げるのではなく、ひとつの映像をカットするという考えを持っておきましょう。

 ですので、脚本が完成した後にすぐカット割りを決めるのではなく、一度ストーリーを頭に思い浮かべてあげる。脚本にない部分も補いながら主人公やストーリーの動きを綿密に設計する。ストーリーの一連の流れを決め、それをどのように切り取って映してあげるのか。これがカット割りです。

✔︎意味を考える

 2つ目は、「意味を考える」です。

 これはカット割りだけに限らず、脚本や編集など制作プロセスの全てにおいても言えることですが、なぜそのカット割りにしたのかと言う意味を考える必要があります。

 最初にカット割りを決めようとする時、多くの人が「こんな感じでいいだろう」「こう言う風に撮ったら良さそうだ」といった自身の感覚、センスで決めようとします。しかし、それでは良い絵は撮れません。なぜそのように撮ったのかという「意味」をしっかり決めてあげることがカット割りを決める際のコツとなってきます。

 「この場面では、主人公がどこにいるのかという状況を観客に伝えたいから、引きの絵で、かつカメラを動かそう。」「この場面では主人公の悲しいという感情と表情を映したいから徐々にアップにしてあげよう」といった具合です。

以上、カット割りを決めるコツでした、映像制作はセンスだ、才能だと思っている人も多くいますが、そんなことはありません。先ほども言いましたが、自分の制作工程をしっかり説明できることが良い映像を作るコツになってきます。

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高山凱(たかやま かい)
■19歳/ 映画、映像制作
■早稲田大学二年 文学部 演劇映像コース
■From.H映像制作チーム 代表

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