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【だからこの映画は面白い!】映画『ラブ&モンスターズ』に学ぶ映画のラスト ※ネタバレ有り

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本記事の内容

  • 『ラブ&モンスターズ』はなぜ面白いのか
  • 映画におけるラスト

 この記事を書いている僕自身、映画を作り始めて6年目になります。

映画制作者が観た映画の一部分を取り上げて映画制作につなげる。これがこの記事の目的です。 

 今回取り上げるのは、『ラブ&モンスターズ』。4月14日にNetflixで公開されたばかりの超新作!突然変異で野生動物が凶悪化した世界を舞台に愛する女性に会いにいく。そんなアニマルパニック×ラブストーリーの映画です。

クリーチャーがリアルに描かれてはいますが、気持ち悪い演出も無いので見やすい作品だと思いますので、ぜひご覧ください。

✔︎『ラブ&モンスターズ』はなぜ面白いのか

 あらすじや感想は置いておき、早速本題に入りましょう。

 僕自信、「観てみるか」くらいの軽い気持ちで観たのですが、観終わって「この映画面白い!家でゆっくり観ればよかった」 と思うくらいかなり良い作品でした。

 セリフ回しだったり、絵作りなどなど面白いと思える要素の中で、今回取り上げたいのはエンディングです。

 ストーリーは主人公が成長する姿を映すものです。(変化しない主人公もいますが、それは一旦置いておきましょう。)なので、映画のラストは主人公がどれだけ成長したのか!というのをいかに見せるかでおもしろさが決まってきます。

 『ラブ&モンスターズ』は主人公の成長ぶりがすごい。意気地なしという設定自体がうまく機能しているとも言えますが、ラスト主人公はたくましく、強く変化しています。

意気地なし・弱い →  勇気がある・強い

かなりわかりやすい変化ですよね。

そして、このわかりやすい変化をもっと強烈に表現したのが、他のコロニーへの無線での放送です。

ストーリーは、主人公が成長する姿を映すもの。そして、映画はその主人公の変化を観た観客が自身に投影させるためのものです。

わかりやすくいうと、主人公の成長を見た観客が自分も強くなろう!と思うということです。

『ラブ&モンスターズ』でいう、他のコロニーへの無線での放送は観客に問いかけるという演出です。主人公が変わって終わり。ではなく、映画を通して伝えたかったテーマを観客に伝えるという映画の機能をうまく使っているんですよね。

この、

  • 主人公の変化をわかりやすく演出している。
  • 観客にテーマ性をしっかり明示している。

この2点に置いて、『ラブ&モンスターズ』のエンディングは素晴らしい!と言えます。

✔︎映画におけるラスト

 はい。『ラブ&モンスターズ』におけるエンディングについて書きましたが、実際に自身の映画制作に活かすにはどうすればいいのか。映画におけるラストはどう作ればいいのか。

  • 主人公の変化をわかりやすく演出している。
  • 観客にテーマ性をしっかり明示している。

 この2点から逆算してみましょう。

まず、

キャラクターの描写をわかりやすくしてあげる。

「-から+へ」「+から-へ」どちらでも可能ですが、スタートと終わりで主人公の立ち位置は真逆に近い方が良いでしょう。曖昧な変化では、伝わりづらく感情移入しにくくなってしまいます。

「人間はそんなに急に変わらないよ!」 

そう、その通りです。 ただ、キャラクターは違います。大きな変化を遂げます。ただ、違和感が残らないようにあくまで自然にです。

そして

テーマをしっかり決める。

こっちの方が大事になってきますが、その映画を通して何を伝えたいかを決めましょう。テーマはキャラクターの変化にも影響していきます。

曖昧なテーマだとキャラクターが道に迷ってしまいます。

この映画におけるテーマについてはyoutubeに解説の動画を載せているので、ぜひ参考にしてみてください!

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高山凱(たかやま かい)
■19歳/ 映画、映像制作
■早稲田大学二年 文学部 演劇映像コース
■From.H映像制作チーム 代表

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